(専攻科)実験室1|鳥羽商船高専

最新型だけが教材ではありません。 1970~80年代のコンピュータ化される前の機器は、表示機や内部回路を見るだけでその原理や、仕組を学ぶことが可能です。 今では、手のひらに乗るものも机の上にはみ出るぐらいの機器も多く残し、学習に役立ています。 本科では教材として利用する他、専攻科では内部や回路、構造、外観など隅々を様々な場面で利用しています。

電波航法計器、左からデッカ、無線方位測定器、ロランA、C、デッカ、プロッター
アンシューツタイプの一つ
スペリーマーク14、アンシューツ?、乾式磁気コンパス
東京計器製のマーク14
1970年代の航海計器など。この頃の機器は回路と内部を確認することが容易です。専攻科では、内部を確認してその作動原理や機器構成を学びます。(レーダーのスキャナ、操舵スタンド、チャンネルが限定されている国際VHFなど)

授業や実験、実習その他の時間を使って、機能の復元、シミュレーション機能の追加等のレストア作業を行っています。

取り急ぎ、1980年代の船橋をイメージして整備し配置しました。